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新築と中古どっちがいいの?
最初の1件目は新築にしようか中古にしようか迷うところ。やはりそれぞれの言い分があり、最終的には自分で判断することになるでしょう。ここでは新築と中古それぞれのメリット・デメリットを整理してみました。
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新築物件
◆メリット
・物件評価が高いと95%融資も可能になり、少額の自己資金で持てる
・最新設備が整っており、入居者が決まりやすい
・税制上のメリットが大きく、勤め人でも年間10〜120万円程度の得がある
・修繕費が比較的かからない
・ローン返済3分の1消化時、購入額の3分の2以上で売却が見込め、出口戦略が見えやすい
◆デメリット
・登記を入れた時点で中古になってしまい、物件の価格は3割ほど下がる
・長期保有のため保有中様々なリスクに晒される可能性が高い
中古物件
◆メリット
・築浅物件は当時の時代背景的に立地がよく、供給数が少ないので資産価値が高い
・外観や入居状況から、大まかな経営状況が既に確認できる
・リスクを取って高い利回りにチャレンジできる
・値段が手頃
・家賃が極端に下がることがない
◆デメリット
・一見利回りが高そうだが「空室」が長期間続く可能性もある
・修繕費がかさばる可能性が高い
・融資不可な案件が多くまとまった自己資金が必要
・減価償却済物件のため税制上のメリットが比較的小さい
■新築物件と中古物件の違い
項目名 | 新築物件 | 中古物件 |
---|---|---|
耐用年数 | 長め | 短め |
減価償却の金額 | 多め | 少なめ |
修繕費 | かかりにくい | かさみやすい |
入居者 | つきやすい | 築年数に従ってつきにくくなる |
利回り | 低め | 高め |
自己資金 | 少なめ | 多め |
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◆まとめ
新築物件は割高な設定ながら、最新設備や最新のニーズに沿った建築物ということもあり当初は比較的スムーズに運営することが出来るでしょう。しかしながら前述したように価格面で難があり、その分利回りは低下します。20年、30年と長期間保有するためその間何かしらの災害に巻き込まれたり、近隣にさらに優良なマンションが建てられるというリスクも想定しなければいけません。
一方中古は高い利回りの物件が出回ることが多く、あたればリターンは大きいです。しかしながら、中古物件は手放した物件に他ならずどこかにその原因が潜んであるといえます。また、修繕コストが大きくかかることも見越さなければいけません。
これらをふまえ、新築物件は「ローリスク・ローリターン」であり、中古物件は「ハイリスク・ハイリターン」であるといえ、個々人の手腕がためされます。大きく成功している方々の内容を見るとやはり、中古物件を集中して購入し、見事なリフォームや営業により空室リスクをなくしている方が多いようです。
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